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北海道八雲養護学校の職業体験ご報告(2013年12月)

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2013年9月16日に、田澤が北海道教育委員として訪問したご縁(学校だより砂欄部 平成25年10月31日発行号で紹介いただいています)でご依頼をいただき、11月の準備期間を経て、12月3日~5日の3日間、北海道八雲養護学校の高校3年の学生1名に弊社のネットオフィスで職業体験をしていただきました。

北海道八雲養護学校は、北海道八雲町にある、国立病院機構八雲病院に隣接した、病弱児を対象とする特別支援学校です。

Sococo Virtual Office

Sococo Virtual Officeの全容と「会議室」の拡大
1)まずは会議室に集まります。

Sococo Virtual Office WEB会議の模様

Sococo Virtual Officeを利用した田澤の講義の様子
2)映像と音声をONに。講演資料を見ながら、お互いの顔を見ながら、
講義を受けることができます。
 

eラーニングの形態を導入することで、学校にいながら就労に必要なことがらを学んだり、病院から遠く離れず就労できることが望まれます。弊社としても、このような機会をいただけたことをうれしく思うとともに、今後にどうつなげていくのか、社会に対して情報発信していく使命を感じます。

今回、離れていても、自宅にいても、仲間と協力しあって仕事を進める弊社の「ネットオフィス」という働き方がどういうものであるのかを実際に体験いただきました。

学生1名のほか、先生方も参加。サポートしていただきました。弊社からは、在宅勤務の社員が主担当となったほか、プロジェクトマネージャー(北見オフィス勤務者)やデザイン担当スタッフ(在宅勤務者)も一緒に仕事をしました(その他にもツールの権限設定などで多くのスタッフが関わりました)。


▼使用ツールのご紹介

業務コミュニケーションツール「Pro.メール2.0」 
 プロジェクト推進に特化したメールソフトで、業務指示や進捗を確認しながら業務を進めます。

Sococo Virtual Office(Sococo Team Space) 
 インターネット上の仮想オフィス空間。離れている者同士があたかも同じフロアで働いているようなビジュアルが提供され、文字や声、映像で簡単にコミュニケーションをとることができます。

在宅管理システム F-chair(エフチェア) 
 在宅勤務者が、パソコンの画面上の「着席」「退席」のボタンを押すことで、労働時間を管理。細切れの時間でも、自動的に集計管理し、その日のトータルの業務時間を算出します。


まず、11月の準備期間中は、これらツールの設定や使い方の説明、働く上での心構えなどを学んだり、意見交換したりしました。もちろん、すべてネット上での進行です。

また、実際に稼働しているプロジェクトにROM(OJTの一環で、業務の進め方を見て学ぶ場)としての参加していただきました。

12月の職業体験では、これら事前学習を踏まえ、実際にプロジェクトに参加いただきました。SococoでWEB会議を開いて、映像と音声でコミュニケーションをとり、画面共有しながら仕事内容を説明(サイトの表示チェックとアイコン制作)。提出期限を決め、Pro.メール上のプロジェクトに結果をアップしてもらい、プロジェクトマネージャーがさらなる指示を出し、最終的な納品物を提出。

今回は、ちょうど「Pro.メール」のサイトを社内でリニューアルしているプロジェクトに参加。アイコンを制作いただき、実装しました。

制作アイコン

↑ 赤で囲んだ部分のアイコンを制作いただきました。


その他、札幌のホテルの一室から出張中の田澤が「テレワークと障がい者雇用」についての講義をしました。Sococo Virtual Officeを利用し、資料を共有しながら、聞いていただき、最後に学生の感想を生の声で聞くこともできました。

 

▼参加された学生の方に職業体験の感想をいただきました。

私は、事前学習を含めて2週間の就業体験をさせていただきました。

最初の1週間は、事前学習で実習に使用するソフトの使い方や仕事の心構えなどを教えていただきました。最初はメールがたくさん来てとてもびっくりしました。

翌週の3日間は、Webページの表示のチェックやアイコン制作をさせていただきました。

Webページの表示のチェックでは、i Phoneの iOS6でサイトを表示した際にWebサイトに崩れがないかをチェックし報告しました。アイコン制作では、矢印のアイコンを制作し、アドバイスをしていただいて修正をしました。

私は、今回の体験をさせていただいて、人が作ったものを確認したり、自分が作ったものを確認してもらうということの大切さを実感しました。

いろいろな人に見てもらい、アドバイスなどをいただくことで、より良いものを作ることができるのだと思いました。そして、「報告・連絡・相談」やチームワークの大切さを再確認するとともに、実際に同じ職場にいなくても今回の実習で使用したソフトを通して、しっかりと「報告・連絡・相談」やチームワークが取れることはすごいことだと思いました。

最終日には、田澤社長から「テレワークと障がい者雇用」についての講義をしていただきました。テレワークや現在の日本の制度や法律について分かりやすく説明していただき、私の将来に深く関係していると分かったので、これからは、もっと制度や法律の動きに目を向けていきたいと思いました。

私の夢はWebデザイナーになることです。今回の実習で経験したことを生かして、これからもっとHTML・CSSなどの勉強をしていきたいと思います。

この2週間でたくさんのことを学ばせていただきました。ワイズスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。


 

▼担任の先生からも感想をいただきました。

就業体験をさせていただいた生徒の担任をしています菊地と申します。
本校は国立病院機構八雲病院に併設する学校で、児童生徒のほとんどが、神経筋疾患(主として筋ジストロフィー)、重症心身障害などで病院に入院しています。医療的ケアが必要な児童生徒が多く、卒業後も継続療養となるケースが多くあります。

その中で、児童生徒が卒業後をどのように過ごすかという点において大きな課題があります。それは卒業後に教育を受けたい、働きたいという希望があっても、大学に通って学ぶ、会社に出勤して仕事する、事業所に通って作業をするという移動を伴う活動については、特に大きな制限があり、希望する活動をすることが難しいことです。これは学校の教員や保護者、子どもを支援する側にとって、なかなか解決の方向性を見いだすことが難しい課題であり、頭を悩ませる問題でもありました。

今回の実習では、実際に会社で使用されているPro.メール、Sococo、F-chairといったソフトを使って実習をさせてもらいました。その中で、私たちが課題として感じていたことを解決する糸口がここにあると感じさせられました。それは、テレワークの大きな可能性です。仕事をする場所や時間を超越して、情報通信技術を利用したソフトとやり方を工夫することで遜色なく仕事ができることを体験させていただきました。これは障害や様々な理由で職場に行き、仕事をすることが難しい人にとって大きな希望になります。このような取り組みがさらに広がっていけば、障害を持った方やさまざまな理由で仕事が困難と感じている方の雇用を増やすことができると感じました。

実習においては、ソフトの使い方のみならず、仕事を行うに当たっての心構えや注意点を細かく丁寧に指導していただきました。また生徒の実態に合わせて、希望するwebを制作する体験をさせていただくように準備してくださった、田澤代表取締役を始めワイズスタッフの皆様に本当に感謝の気持ちで一杯です。

ありがとうございました。

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こちらこそ、ありがとうございました。
お疲れさまでした!

 

(About田澤由利)